- 坂迎え
- さかむかえ【坂迎え・境迎え】(1)郷里に帰ってくる人を村境まで出迎えること。 また, そこで酒宴をすること。 特に, 伊勢参りなど社寺参詣の旅から戻った者を出迎えての酒宴。 さかむかい。(2)平安時代, 新任の国司が任国の国境に入るとき, 国府の役人が出迎えてもてなした儀式。
「始めて其の国に下りけるに~の饗(アルジ)を為たりければ/今昔28」
(3)人を出迎えて, 酒などを出してもてなすこと。「御~の為に酒を持ちて参りて候ふ/謡曲・藤栄」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.